Looky
好みの服を探せるバーチャル試着アプリ

Lookyとは
Lookyは、「好みの服を見つける」という体験をより手軽なものにするバーチャル試着アプリです。
全身を撮影すると、画像生成モデルが服を試着してる画像を生成し、「実際に試着したらどう見えるか」を簡単に確認できます。
さらに、左右にスワイプしていいねすることで、好みを学習し、ぴったりの服を提案します。
開発背景
「好みの服を見つける」という体験は、いまでも多くの人にとって意外と手間がかかって、しかも失敗しやすい体験です。 オンラインショッピンが普及してことによって、これまで出会えなかった服にも出会えるようになりました。 しかし、出会いが増えたからといって、好みの服に出会えることにはつながっていません。 むしろ、情報が多すぎることで迷いが増え、いつもと同じ服を買ったり、買ったのに着なくなったり、といったことが起きやすくなっているように感じます。 この背景には、大きく3つの課題があると考えています。
1. 試着するのがめんどくさい
服を選ぶ上で、試着はとても重要です。
しかし、試着するには、ほとんど店舗に行く必要があります。
さらに、店舗に行ったとしても、1枚ずつ着替える必要があり、かなり手間がかかります。
特に、時間がない人にとっては、大きな障壁となっています。
2. 好みの服がみつからない
服の好みは、人によって大きく異なります。
しかし、その好みを言葉で正確に説明するのは簡単ではありません。
そのため、絞り込みなどがうまく機能せず、好みの服を見つけるのが難しくなっています。
さらに、さまざまなデザインが存在しており、好みの服にたどり着くのも大変です。
3. 組み合わせがむずかしい
服は、他の服と組み合わせたときに魅力が引き立ちます。
そのため、気に入った服でも、実際に着たときに違和感を感じることがあります。
しかし、組み合わせを考えるのは難しく、多くの人にとって負担となっています。
また、試着するときに、他の服との組み合わせまでは確認できないことが多いです。
そこで、Lookyでは、次の機能を実装することで、これらの課題を解決することを目指しました。
主な機能
1. バーチャル試着
この機能は、全身を撮影するだけで、画像生成モデルが服を試着してる画像を生成することで、「試着するのがめんどくさい」と「組み合わせがむずかしい」を解決します。
以下の動画は、バーチャル試着を行っている様子です。
Lookyは、次のような流れでバーチャル試着を実現しています。
1. 姿勢の推定
DWPose を用いて、人物画像からキーポイントを取得します。
さらに、Mask2Former を用いて、セグメンテーションマップを取得します。
2. マスクの生成
セグメンテーションマップとキーポイントをもとに、衣服のマスクを生成します。
このマスクは、画像生成モデルが生成すべき領域を把握するために使用されます。
3. 衣服画像の埋め込み
CLIPを用いて、衣服画像の埋め込みを取得します。
この埋め込みは、画像生成モデルの条件として使用されます。
4. 試着画像の生成
拡散モデルを用いて、試着画像を生成します。
拡散モデルには、1~3で取得した情報が条件として与えられます。
2. レコメンド
Lookyでは、試着した服に対して、左右にスワイプしていいねすることで、好みを学習します。 これにより、好みの服を見つけやすくなります。
以下の動画は、左右にスワイプして評価するまでの流れです。
Lookyは、次のような流れでレコメンドを実現しています。
1. 衣服画像の埋め込み
CLIPを用いて、衣服画像の埋め込みを取得します。
この埋め込みは、レコメンドのための特徴量として使用されます。
2. フィルタリング
すでにレコメンドした衣服を除外します。
また、衣服のカテゴリーやユーザーの属性によってフィルタリングを行います。
3. 嗜好の埋め込み
ユーザーの評価をもとに、嗜好の埋め込みを取得します。
具体的には、1で作成した埋め込みを、時間による加重平均で集約します。
4. レコメンドの算出
FAISSを用いて、コサイン類似度に基づいて、衣服の埋め込みと嗜好の埋め込みを比較します。
衣服は、類似度が高い順にレコメンドされます。